アジアカップ開幕目前 注目ポイント
今回はアジアカップについて書いていきたいと思います。
本田、香川らを擁した前回のアジアカップではベスト8でUAEに敗れてしまいました。
前回大会から分かるように、アジアカップは過密日程で行われます。
アギーレ体制ではグループリーグ最終戦まで敗退の可能性が残されており、
ターンオーバーを出来ない辛い戦いになりました。
UAE戦では延長で長友選手の足がつってしまい10人で戦わなければならなくなったということもありました。
今回も日程、気温、湿度も含めてコンディション面で厳しい展開が予想されます。
(日本代表の予想フォーメーション)
そんな今回の大会の注目ポイントを3つ挙げたいと思います。
1. 引いた相手に対しての崩し
2. 公式戦初めてのメンバー
3. 控え選手の活躍
1.引いた相手に対しての崩し
アジアカップのほとんどの相手は日本に対し後ろのゾーンで構え、4-4、4-5、5-4といったブロックを敷いてくることが予想されます。
これまでの親善試合では相手はブロックを固めるというより
プレッシングを前からかけた真っ向勝負で挑んできましたが
アジアカップとなると日本に対して大きなリスペクトを持ち
失点を抑え、少ないチャンスでの得点のみにかけたサッカーをしてくることが多いです。
森保監督になってからの日本は、素早いトランジションから
二列目の3人に早くボールを入れて攻める形から多くのチャンスを作っていましたが
引いた相手に対してスペースがない場合にどのように攻めていくのかが重要になってくると思います。
今の日本はサイドを攻略する攻撃が極端に少ないので、
中央に固執してしまうと厳しい戦いになると思います。
サイドバックには長友、酒井といった質の高い選手がいるので、そこの連携から攻撃をしてほしいと思います。
サイドも活用した攻撃が今の日本の形に加われば相手を効率的に揺さぶることもできるので楽な戦い方もできるようになると思います。
2.公式戦初めてのメンバー
今大会では中盤より前のポジションにA代表での初公式戦のメンバーが多くいます。
ディフェンスラインは経験豊かな選手が多く在籍しているので、安心感がありますが、前の選手は若く経験の浅い選手が多いです。特に2列目には原口しかいません。
今の日本は2列目の活躍が結果を左右するといっても過言ではないので少しの不安要素でもあります。
これまで代表で活躍してきた選手もアジアカップは独特の雰囲気があるとよく言っていますが、どの試合も簡単ではないと思います。我慢する時間も多いと思います。
なので焦らずに自分たちのプレーをすることが重要になります。
そういった部分で代表歴の長い選手たちがチームをまとめていい方向に導いてほしいと思います。
3.控え選手の活躍
先ほども書いた勝ち進むほどに通り厳しい日程になり、相手は強くなり総力戦になっていきます。
怪我やコンディション不良などで全員が万全で全試合に臨めるとは思えません。
そこで、控えメンバーの活躍が重要になってきます。
現在の代表はある程度のメンバーが固定で戦っており、特に2列目に関しては、選手が変わると大幅に質が落ちます。
例えば、南野を交代させた際の442になる時でも、うまくいっていないです。
CF の大迫がいなくなっても攻撃の形は大幅に減ります。
そこで控え選手たちの活躍が間違いなく必要になります。
攻撃の選手は攻撃面で変化を残すだけでなく、プレッシング、ポジショニングなどチームにフィットしたプレーを行えるように戦術のすり合わせも必要になります。
守備の選手は前線の選手との連動、ボールにアタックするタイミング、カバーリングの意思統一などが必要になります。選手交代で生じた微妙なズレが失点に繋がってしまうことも少なくないので他の選手との連携が必要になります。
控え選手の活躍が日本代表を助けるシーンが出てくれば優勝に近づくと思います。
まとめ
今回はこのように3つのポイントを挙げてアジアカップについて考えてみました。
この3点はいつでも付きまとう問題なので当たり前だと思われた方も多いと思いますが、こういった点が総力戦では結果を左右すると思っています。
森保監督の日本代表はまだ若いチームです。
そんな代表がアジアカップを通してどのように進化していくのか楽しみです!
皆さんも森保JAPANのアジアカップ優勝を願って応援しましょう!
最後に日本代表のGLの日程を書いておきます。(詳しくはコチラから)
第一節 1月9日 トルクメニスタン戦 20:00~
第二節 1月13日 オマーン戦 22:30~
第三節 1月17日 ウズベキスタン戦 22:30~
ちなみに、解説者の戸田和幸さんがアジアカップの”裏解説”を行うそうです。
アジアカップをより深く観戦することができるコンテンツだと思いますので、
お勧めです。僕自身も勉強したいと思います。
↓↓↓裏解説の詳細はコチラ↓↓↓
以上、長文失礼致しました。